木材は、繊維をまとめる天然の接着剤であるリグニンに埋め込まれたセルロース繊維の複合体です。毎年、7千万トン以上のリグニンが世界中のパルプ工場で処理されています。 バルメットのリグニン抽出テクノロジー LignoBoost®により、リグニンを抽出し、それを収益性の高い幅広いビジネスで販売することができます。
リグニンは多くの化石ベースの材料を置き換えることが可能
リグニンによりパルプ生産者は付加価値を生み出すことができる
バルメットはリグニンビジネスの成長をサポート
現在、4基の LignoBoostプラントが稼働しています。フィンランドおよび米国にあるバルメットが建設した LignoBoostプラントは、リグニンの商業生産のために設置され、リグニン生産年間 75,000トンの設計能力を備えています。
また、最近では、ブラジルに小規模なプラントを建設しました。このプラントは、実験や、様々な材料および製品の小規模生産に使用される少量のリグニンを抽出します。
LignoBoostは、いくつかの産業パートナーと開発された、実績があり信頼できるテクノロジーです。世界初の LignoBoostプラントは、RISE(当時はInnventia)によって建設されました。
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Stora Enso(フィンランド) |
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Domtar(米国) 25,000 TPA スタートアップ: 2013年 |
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RISE LignoDemo(スウェーデン) 8,000 TPA スタートアップ: 2006年 |
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Klabin(ブラジル) 500 TPA スタートアップ: 2019年 |
抽出されたリグニンは、最終的な使用目的に合わせて調整することができます。これは、バルメットとその産業パートナーによって開発されたリグニン調整プロセスで行われます。調整プロセスは、新しい LignoBoostプラントで提供することも、また既存のプラントへのアップグレードとして組み込むことも可能です。