バルメットは日本製紙株式会社 秋田工場向けにプレス洗浄機を供給

バルメット Oyj プレスリリース 2022年 4月 19日

バルメットは、日本製紙株式会社 秋田工場に TwinRoll™ Evolutionプレス洗浄機およびスクリューコンベヤーを納入します。スタートアップは 2023年 5月末に予定されています。

本案件は 2022年第一四半期のバルメットの受注に含まれ、受注額は非公表です。

「当社グループは、カーボンニュートラルを目指したビジネスモデルを実現するため、温室効果ガス(GHG)の削減や環境負荷の低減に取り組んでいます。今回パルプ洗浄機の更新に際し、これらを考慮した上で付帯工事を含む洗浄機形式別の比較検討や国内実績を踏まえて、バルメット製ツインロールプレスが最も優位と判断して採用を決めました。秋田工場では更新により、希黒液濃度 UPによる省蒸気、洗浄強化による品質改善、排水負荷の低減を見込んでおり、2023年 5月の操業開始を目指しています。」と日本製紙株式会社 技術本部 設備技術部(秋田駐在) 主席技術調査役 中村 知弘氏は述べています。

「日本製紙 秋田工場に新しいプレス洗浄機を納入できることを大変うれしく思っています。私たちの機器はお客様のご期待にお応えし、この先何年にもわたりパフォーマンスや持続可能性を高めるでしょう。」とバルメット パルプ&エネルギービジネスライン セールスマネージャー Joel Engmanは述べています。

Valmet TwinRollTM Evolution

 

納入の詳細について

バルメットの納入範囲には、第5世代の TwinRoll™ Evolutionプレス洗浄機、スクリューコンベヤー、設置管理、およびスタートアップサービスが含まれています。既存のウォッシュフィルターに代わり新しいプレス洗浄機を設置します。バルメットの洗浄技術により、現在使用されているシステムと比較して洗浄水の消費量が低減し、洗浄効率が高まります。

日本製紙株式会社 秋田工場について

日本製紙グループは、安定した利益を生み、豊かな生活と文化の発展を実現するため、多様な技術やノウハウを使用し、再生可能な木質資源を最大限に使用し、循環型社会の形成に役立つ幅広い製品を提供しています。

主な事業内容は、紙・パルプ、板紙、液体用紙容器、DP・化成品、機能性フィルム、家庭紙、特殊紙、木材事業、エネルギー事業などの製造・販売であり、1949年の創業開始以来、現在では 1万 6千人の従業員を擁し、売上高は1兆円を超える世界有数の製紙会社へと発展しました。

秋田工場は、日本製紙グループを代表する紙・板紙およびパルプの製造工場の一つです。

バルメット
コーポレートコミュニケーション

本件のお問い合わせ先
バルメット パルプ&エネルギービジネスライン セールスマネージャー Joel Engman 電話 +46 72 147 78 22
バルメット株式会社 パルプ&エネルギー設備担当 ミルセールスマネージャー 羽野 耕治 電話 03-6744-3016

バルメットは、紙パルプおよびエネルギー産業へのプロセステクノロジー、オートメーション、そしてサービスにおける世界的なデベロッパーおよびサプライヤーです。オートメーションシステムとフローコントロールソリューションにより、プロセス産業のさらに幅広い基盤にサービスを提供します。

私たちのビジョンは、お客様への貢献において覇者(グローバルチャンピオン)になることです。17,000人の専門家がお客様に近い場所で取り組み、そして常日頃からお客様のパフォーマンスを向上させることをお約束しています。

私たちは 220年以上の産業の歴史を持ち、継続的な改善や更新における優れた実績を持っています。2022年、フローコントロールの企業であるネレスがバルメットに統合され、主要なマイルストーンが達成されました。合併会社の2021年の純売上高は、それぞれの会社の数値に基づいて約 45億ユーロでした。

バルメットは Nasdaq Helsinkiに上場しており、本社はフィンランド、エスポ(Espoo)にあります。

続きは、www.valmet.com, www.twitter.com/valmetglobal をお読みください。

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