バルメットは紙および板紙メーカーから新しく自動紙試験機を9台受注

バルメットOyjトレードプレスリリース(2016年9月15日)

バルメットは、最近、世界中の様々な製紙工場から、自動紙試験機バルメットペーパーラボを9台受注しました。3台は北米、4台は欧州、2台はアジアに今年中に納品されます。

バルメットペーパーラボのビジネスマネージャーであるJukka Nokelainen(ユッカ・ノケライネン)は、「今日の製紙工場の紙試験は、生産中の製品に迅速に対応できるように、製造ラインの横で抄造のオペレーターにより行われることが多くなっています。バルメットペーパーラボは、迅速で信頼性の高い試験結果を提供し、紙製造プロセスを最適化するためのツールです。また、最適な原料選び、エネルギー使用の削減および環境にやさしい製造への改善に直接的に影響を与えることができます。」と話しています。

製造ラインの横に試験室を配置

「多くの製紙メーカーが、バルメットペーパーラボの性能が、今日の紙製造におけるニーズと要件に一致していることをご存知です。弊社のソリューションは、“試験室での紙試験”から“製造ラインのすぐ横での紙試験”へと自由に移行できるFreedom to moveを製紙メーカーに提供します。迅速な対応のために製紙メーカーが必要とする紙試験結果をリアルタイムに伝えることを可能にしました。」とJukka Nokelainenは話します。

製紙メーカーが、バルメットペーパーラボを選ぶ理由の一つは、その使いやすさです。バルメットペーパーラボは、サンプルの切断から測定分析まで使いやすく設計されています。

バルメットは、製紙メーカーが各工場で現在行っている紙試験システムをバルメットペーパーラボに移行する際の性能確認のために試験用デモ機を用意しています。

バルメットペーパーラボに関する技術情報

バルメットペーパーラボは製紙業界標準の幅広い試験に対応する測定部をモジュール式にした、拡張可能な自動紙試験システムです。15 g/m2から最大650 g/m2、更に800 g/m2までのあらゆる品質の紙を、400を超える測定項目で試験することができます。

これらのシステムは、自動紙試験機において30年以上にわたる世界トップレベルの経験に基づいています。最新のバルメットペーパーラボは、製品範囲において第三世代に相当します。現在まで、約300台の装置が、世界中の製紙工場に納品されており、古いペーパーラボは新しいバルメットペーパーラボにリプレースされています。
 
バルメット
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バルメットオートメーション㈱ セールスマネージャー 佐藤 武志
電話番号:03-6744-3074

 
バルメットは紙パルプおよびエネルギー産業へのテクノロジー、オートメーション、そしてサービスに従事しており、グローバルなディベロッパーとしてのリーディングカンパニーです。私たちのビジョンはお客様への貢献において、覇者(グローバルチャンピオン)になることです。
パ ルプ工場、ティッシュ、板紙・洋紙の製造ライン、そして同様にバイオエネルギーを製造する発電プラントも提供出来ることがバルメットの強みです。先進の サービスやオートメーションソリューションはお客様のプロセスの信頼性とパフォーマンスを向上させ、そして原材料やエネルギーの有効利用を強化します。
2015 年のバルメットの売り上げはおよそ29億ユーロであり、12,000人の専門家が世界中で、お客様に近い場所で展開し、そして常日頃からお客様のパフォー マンスを向上、前進させることをお約束しております。バルメットの本社はフィンランド、エスポ(Espoo)にあり Nasdaq Helsinkiに上場しております。