ロールサービスアグリーメントが信頼性を増大させる

バルメットとの緊密な関係がコスト効率とロールの稼働率を向上させる。

Savon Selluの板紙マシンは 1968年の運転開始以来、フィンランドの Kuopioから世界中に 900万トン以上の高品質な中芯紙を供給している。ロールの稼働率の向上とコストダウンのために、Savon Selluは 2011年にバルメットと板紙マシン向けのロールサービスに関する契約を結んだ。

「私たちにとって、流れ方向、幅方向のプロファイルをコントロールすることは、均一な品質の製品を作るためにとても重要なことです。」 Savon Sellu社のメンテナンスマネージャー Jussi Herranen氏は言う。「大型のプロセスロールのトラブルを抱えたときや、予期しないシャットダウンの増加を目の当たりにしたときに、ロールの管理が整備の中で注目されるようになりました。そのため、私たち自身の整備をサポートするための重要な手助けやトレーニングを与えてくれる良いパートナー、バルメットを得ました。」

目標: ストレスフリーなロールサービス

契約内容の取り決めを行う際に、主となる目的が定められる。「私たちの目標は、ロールの長寿命化の達成、点検・研磨を最小限の労力で行えること、そして明快な運用モデルでした。」 Herranen氏は言う。「ロールが原因となる予期せぬシャットダウンの減少もまた私たちの願いでした。」

最終的には、契約の中には、カバー巻替え、研磨、ロールの点検と部品の供給が含まれることとなった。プレスセクションのゴム巻きロールは非常に優れた耐熱、耐摩耗性を持つポリウレタン製カバー “PressPolar” に置き換えられた。更に、バルメットから工場に整備とロールの取り扱いに関するトレーニングが提供された。「計画はとても明確なもので(バルメットとの)良好な協力によって策定されました。」と Herranen氏は話す。

寿命が倍増

契約の最初の期間が終わるまでに、結果は明らかになった。サクションロールとプレスロールの深刻な問題は解決され、状況は安定した。

「最も分かりやすい結果としては、3期目の契約中にロールカバーの寿命が倍増したことが挙げられます。さらには、ロールが原因で起こる予期せぬシャットダウンがなくなりました。私たちの設備の稼働率はこの契約の主目標だったため、これは私たちにとって重要なことです。」 Herranen氏は加える。

また、仮称 IDがロールの識別のために設けられた。現在では、システムはどのロールが点検を受けているか直接的に示している。「何の問題も無くロールの取り扱いが行われることで、稼働率とコスト効率は明確に向上しています。ロールの整備や研磨、カバー巻にかかる費用と時間を正確に知られたことは、私たちが時間を節約することを意味します。」と板紙工場のメカニカルエリアスーパーバイザー Pasi Riikonen氏は言う。

「契約の成果として最もわかりやすいものは、3rdプレスのロールカバーの寿命が 2倍になったことです。」  Savon Selluのメンテナンスマネージャー Jussi Herrainen氏は言う。

 

専任の担当者が安心と信頼をもたらす

契約の重要な利点の一つに社の専任の担当者、バルメットのプロダクトセールスマネージャー Eero Hartikainenの存在がある。Riikkonen氏は Hartikainenの専門的技術と密なコミュニケーションに感謝している。「Eero氏は私たちの利益のために非常に積極的で、良く働いてくれました。彼は多様なオプションの提案、プレゼンを行い、私たちは彼からの提案を元に決断を下します。」

契約によって、学習がお客様とバルメットの双方に発生する。それにより、工場側においても関連する能力が維持される。「Eero氏は豊富な知識を持ち、必要なサポートを私たちに提供してくれました。すぐにコンタクトを取れる特定の人を得たことで、アグリーメントベースの運用モデルは確かな安全性を私たちにもたらしました。」

長期間の協力関係は大局的な議論や、ともすれば財源の確保が困難な開発作業を可能にした。「契約内で定められた目標は達成されています。またこの提携はロールの整備や取り扱いを容易にしました。」と Riikonen氏は付け加えた。

状況監視が迅速な対応を可能に

Savon Selluは世界一の中芯紙の製造を目指して、常に操業性の向上を図っている。バルメットとの契約でもたらされた結果は、第 1期の契約を延長する決定の大きな要因となった。

更に、2015年初旬に、Savon Selluはコンディションを監視するソフトウェアをバルメットオートメーションに発注した。このソフトウェアは 2015年6月に設置され、現在、板紙マシンの 350ヶ所の状態を継続的に監視している。「来年は機能性の大きく拡張ができればいいと考えています。」と Herranen氏は期待している。