バルメットについて
SCA社では世界最大の針葉樹パルプラインの操業を開始
世界最大の漂白針葉樹クラフトパルプ生産ラインが、現在スウェーデンで稼働している。SCA社の大規模な Heliosプロジェクトは既存の Östrandパルプ工場を全面的に改修するものだが、教科書のような成功実施例だ。
年間600万kWhの省エネが可能となるバルメットのリファイナープレート
機械パルプでは電力費用が最大の課題と言える。最新技術を取り入れたバルメットのリファイナープレートを使うことで PGW工程での電力消費量を大きく低下させ、大幅なコスト削減が可能となる。
均一なパルプ品質がプロセスを最適化する
よりきれいなパルプ、より均一かつ高い品質、そしてメンテナンスの低減。これらは、2015年に Obbolaにある SCA社のライナ工場が新しい蒸解プラントの操業を開始して以来得た結果のうちのいくつかである。
CMPC Guaíbaパルプ工場は完全に臭気無しに
ブラジルの CMPC Riograndense Ltdaの Guaíbaパルプ工場は最早、有害なまたは悪臭のガスを外部に排出していない。それらはバルメットの非凝縮ガス(NCG)処理システム、おそらく世界で最も包括的なシステムのひとつ、で効率良く制御され除去されている。
iRollによる Irving社のジャンボロール生産効率の向上
より均一なテンションプロファイルはワインダでのシワ問題を解決し、さらに紙切れとカールを低減する。リール大径化により、満巻1本あたりの取卸数は2卸から4卸まで増加した。Irving Paper社は、iRoll ニップセンサを内蔵したバルメット製のリールドラムと、リール巻き固さプロファイルの測定および制御システムにより、巻き固さ均一性を向上させることに成功した。
Eneco Bio Golden Raand:再生木材チップを用いたグリーンエネルギー
再生木材チップは、ベネルクス諸国で最大かつ最も効率的なバイオマス燃焼プラントである Eneco Bio Golden Raandでグリーンエネルギー(地球にやさしいエネルギー)に変換される。バルメットとの長期的な連携により、高いパフォーマンスと可用性が実現されている。
一歩一歩、プレス性能を改善
4段階で実施された改善プロジェクト以後、Thai Cane Paperでは、蒸気消費量低減、走行性改善、シートのドライネス向上、フェルト寿命延長、プレスパートの真空量削減といった効果が出ている。
ロールサービスアグリーメントが信頼性を増大させる
バルメットとの緊密な関係がコスト効率とロールの稼働率を向上させる。
Valmet MAPはより良いリファイナー管理への道筋を示す
Pankaboard社は最近、板紙抄紙機に対する複数の完成紙料のより良いリファイナー管理を実現するために Valmet Pulp Analyzer(Valmet MAP)を設置した。
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