バルメット、大興製紙の第二世代バイオエタノール生産プロジェクト向けにファイバーライン新設工事の受注

大興製紙株式会社は、持続可能な航空燃料(SAF)の重要原料となる第二世代バイオエタノールの製造を目的として、プロジェクトを開始しています。バルメットは、この技術ソリューションの一部としてファイバーラインを提供するサプライヤに選定されました。製造されたバイオエタノールは燃料会社に供給され、航空機向け SAFへと転換されることで、航空輸送の脱炭素化に貢献します。

Valmet TwinRoll Press installation for brown stock washing in a typical fiberline.

大興製紙 は、年間 20,000 kLのバイオエタノール生産を目指しており、建設廃材などの未利用バイオマス資源から得られるクラフトパルプを主原料として活用する、高度な生産技術の開発・実証を行います。プロセスには、グループ内で生産される酵素も使用される可能性があります。

「バルメットは大興製紙の排水処理の負荷を考慮すると少ない洗浄水で高い洗浄効果をもたらすプレス洗浄を得意とされており、且つ、構造が良い意味でシンプルであり、容易にメンテナンスできることから選定させていただきました。」大興製紙株式会社 代表取締役社長 前田 保様。

「バルメットが長年取り組んできたプレス洗浄機の開発ならびにその性能を評価いただいたこと感謝するとともに、バイオマスから再生可能燃料を作り出すプロジェクトに関われることを非常にうれしく感じます。バルメットは循環型社会の構築によりいっそう貢献できるよう取り組んで参ります。」バルメット株式会社 代表取締役 山下 宏。

バルメットのファイバーラインをベースとした第二世代バイオエタノールプラントは、2027年度中の稼働開始が予定されています。本取り組みは、 国立研究開発法人である新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の補助金・支援を受けて実施されています。

今回のファイバーライン供給範囲には、新しいスクリーンルーム(ノッターおよびファインスクリーン)、TwinRollプレスを用いた未晒洗浄、酸素脱リグニン工程、さらに脱リグニン後洗浄工程が含まれます。TwinRollプレスは、バイオエタノール生産プラントの要求に特化して設計されており、1日あたり 110 adt という非常に低い生産能力にも対応します。本受注は、バルメットの 2025年第4四半期受注に含まれます。受注額は非公開です。

お客様について:大興製紙株式会社(Taiko Paper Mfg., Ltd.)

大興製紙株式会社はレンゴーグループの一員で、パルプから紙までの一貫生産体制を有する産業用特殊紙メーカーです。日本の富士市で創業し、農産物袋・化学品向けクラフト紙、包装紙、ステンレス材料挟み紙などの特殊紙の生産に注力してきました。現在では製品ラインが拡大し、電子部品向け機能紙、食品包装紙、ペーパータオルなど、多様な製品を供給しています。

 

本件のお問い合わせ先: 

バルメット株式会社 代表取締役社長 山下  宏 TEL 03-6744-3001

バルメット パルプ・エネルギー・サーキュラリティ
セールスマネージャー Joel Engman TEL 46 72 147 7822