効率的で持続可能なモジュール式抄紙機コンセプト

OptiConcept M

OptiConcept Mは、持続可能な製紙を実現するためのモジュール式抄紙機コンセプトです。OptiConcept Mファミリーは、コンテナボード、カートンボード、上質紙の生産に適しており、お客様のニーズを満たすシンプルで適切な機能を備えたソリューションです。

エネルギー、水、原材料の節約

安全性と使いやすさを備えた設計

コンパクトな設計による二酸化炭素排出量の削減

抄紙機の設計・製造・操業における全く新しいアプローチ

OptiConcept Mの収益性は、コンセプト全体の効率性、つまりエネルギー効率や資源効率に優れたプロセスと高速生産に基づいています。このスマートな抄紙機コンセプトは、標準化のメリットとモジュール化によるカスタマイズ性を組み合わせています。このモジュール式プロセスとソリューションは、マシン幅を最適範囲内に設定することで、お客様の多様なニーズや目標に合わせた個々の製紙ラインを設計することが可能になります。

エネルギー・水・原材料の節約

OptiConcept Mのエネルギー効率は、マシン制御など、周辺のすべてのプロセスやシステムを考慮することで実現されています。OptiConcept Mを導入することで、平均的な生産ラインと比較して最大 30%のエネルギー消費削減が可能です。バルメットのリアルタイムエネルギー消費監視ツールを活用するで、操業コストの最適化が容易になり、競争力を維持することができます。実績がありかつ市場で最新の技術により、優れた走行性、安定性、制御性を備えた高品質の軽量紙の生産が可能になります。軽量化は包装コストの削減につながり、包装バリューチェーン全体に大きな影響をもたらします。OptiConcept Mを使用することで、原材料やその他の資源の使用を最適化できます。お客様の事例では、最大 30%の清水消費量削減が達成されています。

安全性と使いやすさを両立

OptiConcept Mの抄紙コンセプトは、安全性と使いやすさを高めるための斬新な設計とエンジニアリングの革新を体現しています。その代表的な例が、新しい歩行通路の設計です。操作側の通路をすべて同一のレベルに配置することで、階段を上り下りが不要となり、オペレーターにとって快適な作業環境が実現します。駆動側には広々とした通路が設けられており、アクセス性と安全性が大幅に向上しています。また、設計面でのもうひとつの特徴は、マシンのフレーム構造が簡素化されている点です。カンチレバー式の梁が不要となり、駆動側と操作側の基礎荷重が均等に分散されます。

コンパクトな設計による二酸化炭素排出量の削減

OptiConcept Mは、マシン全体の寸法と必要となる工場建屋スペースを縮小できます。このコンパクトなマシンおよびプロセス技術ソリューションにより、工場建屋の必要スペースを従来と比べて最大 40%削減できます。建設および据付にかかるコストも削減され、総投資コストにプラスの影響を与えます。

コンパクトな設計と抄紙機の製造における材料使用量が減ることで、マシンの二酸化炭素排出量も大幅に低減します。OptiConcept Mのコンパクトな設計により、環境への影響が軽減されます。

既に多くの製紙メーカー OptiConcept Mを採用

バルメットは既にアジア、ヨーロッパ、北米、南米で、板紙および紙のグレードに対応する 30基以上の OptiConcept M生産ラインを販売しています。最初に納入されたラインである Lianshen Paper PM 6は、2012年に中国で稼働を開始しました。「このコンセプトの最大のメリットは、水・電気・蒸気の消費量が少ないことであり、据付に必要な作業時間は従来のプロジェクトに比べて 30~40%削減できました。」と Lianshen Paper社 プロジェクトマネージャー Xue Rong June氏は述べています。また、OptiConcept Mの円滑な操業を示すもうひとつの例が、タイの Siam Kraft PM 16です。Siam Kraft Industry社 マネージングディレクター Wichan Jitpukdee氏は次のように述べています。「PM 16は、最先端の紙包装技術の結晶です。最先端技術と SCG Packagingの専門知識を組み合わせることで、当社はあらゆる面でお客様のニーズに応える製品を製造できるようになりました。」