Valmet Map Qによる紙料調成の改善
フィンランドの Pietarsaariにある BillerudKorsnäsでは、世界をリードするクラフト紙と袋用紙を生産している。お客様が求める高品質を実現するためには原材料繊維の特性をより詳しく把握しておくことがきわめて重要であり、このため、工場は Valmet Fiber Furnish Analyzer(Valmet MAP Q)を購入することを決定した。
Suzano社はブラジルでグリーンエネルギーの新しいスタンダードを設定
何年かにも渡る慎重な計画と数多くの学習の実施の後、2011年に、Suzano Pulp and Paper社はここ10年で南米の最も意欲的で挑戦的なプロジェクト; 世界で最もエネルギー効率の高いメガ工場の建設を推進することを決定した。
Mayr-Melnhof社 Kolicevo工場ではコータセクションの改造によりすべての目標を達成
「プロジェクトのすべての目標を達成しました。走行性は改造前よりも良くなっており、効率も良くなっています。」と、スロベニアの Mayr-Melnhof社 Kolicevo工場の Rok Sustar氏は述べる。多層カーテンコータとブレードコータは、2015年夏にかなり短期の休転の後、スタートアップした。2層カーテンコータのためのカラー供給システムも設置した。
Pratt Industries PM 17: エキスパートのトレーニングにより完璧なスタートアップを実現
Pratt Industriesは、2019年に Ohio州 Wapakonetaで新しい PM 17板紙マシンをスタートアップした。広範囲に及ぶトレーニングや、Indiana州 Valparaisoにある Pratt PM 16マシンのまったく同じタイプの OptiConcept Mラインでスタッフのトレーニングを実施する機会を持てたことにより、スタートアップは大成功を収めた。
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パルプ生産に関するサービス契約
私たちの日常業務における重要な原動力は、お客様のパルプ工場が目標を達成し、それを上回ることができるようお手伝いすることです。設備、マシン、プロセスなど、お客様のパルプ生産ラインのライフサイクルを通して連携することで、最高の結果を得ることができます。計画、スタートアップあるいは操業段階のどの段階においても、ライフサイクルの各段階で適切なサービスの組み合わせを提供し、最大限の信頼性および最適な性能を確保することで、お客様は本来の業務に集中することができます。
パルプ向けのオートメーション
チップの前処理
チップの前処理は、すべての機械パルプ化プロセスにおいて重要な工程であり、後段のリファイニング工程で均一かつ望ましい繊維分離を行うための最良の前提条件を作り出す役割を担っています。
iRoll技術
バルメットの iRoll テクノロジーは、板紙抄紙機および抄紙機の最適な走行性を確保することにより、生産効率と製品品質を向上させることができます。製紙会社の皆様は、ニッププロファイル、親巻ロー ルの巻硬さプロファイルやテンションプロファイルが改善されることによって大幅なコスト削減ができるだけでなく、印刷会社や加工会社からも高い評価を得る ことができます。
継続的な性能向上の模索
スペインで紙・板紙を製造する SAICA社は、2012年に Partington工場で PM 11抄紙機を立ち上げ、英国での事業を開始した。稼働初日からバルメットの専門知識が現場で活用されている。最近パフォーマンス契約を更新しており、この協力関係は少なくとも 2020年まで継続される。
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