サステナビリティ360º アジェンダ
バルメットのサステナビリティ360° アジェンダは、バルメットのバリューチェーン全体にわたるサステナビリティへの包括的なアプローチです。このアジェンダは、サプライチェーン、自社の事業、お客様の現場でのバルメットのテクノロジーの使用段階を含む、バルメットのバリューチェーン全体をカバーしています。
持続可能なソリューション
私たちは、自社の事業において、またサプライヤーと協力して、環境効率を継続的に高めています。私たちのプロセステクノロジー、オートメーション、サービスは、原材料、エネルギー、水、薬品の効率を改善するように設計されています。
ベーリングラインの改造はSödra Väröに幸先の良いスタートをもたらした
スウェーデンの Södra Cell社の Väröパルプ工場でのベーリングラインのアップグレードは完了し、安全性を増した上で処理量も増加し操業中である。この改造は年間 NKP 生産量を 425,000トンから 700,000トンに増加させる4億ユーロの拡張プロジェクトのひとつで、幸先の良いスタートを工場にもたらした。
SCA社では世界最大の針葉樹パルプラインの操業を開始
世界最大の漂白針葉樹クラフトパルプ生産ラインが、現在スウェーデンで稼働している。SCA社の大規模な Heliosプロジェクトは既存の Östrandパルプ工場を全面的に改修するものだが、教科書のような成功実施例だ。
明るい未来のある Sappi社の溶解パルプ
木質由来の衣類は成長傾向にある。そして溶解木質パルプ(DWP)はこの開発の重要な要因である。なぜならDWPはあらゆる種類の樹種から生成できるからだ。
溶解パルプラインのスムーズな立ち上げ
ラオスにある Sun Paper社の溶解パルプ工場では今回初めてバルメットを採用したが、高い生産量、安定した稼働、そして環境負荷の低減の実現と、その結果がすべてを物語っている。
均一なパルプ品質がプロセスを最適化する
よりきれいなパルプ、より均一かつ高い品質、そしてメンテナンスの低減。これらは、2015年に Obbolaにある SCA社のライナ工場が新しい蒸解プラントの操業を開始して以来得た結果のうちのいくつかである。
CMPC Guaíbaパルプ工場は完全に臭気無しに
ブラジルの CMPC Riograndense Ltdaの Guaíbaパルプ工場は最早、有害なまたは悪臭のガスを外部に排出していない。それらはバルメットの非凝縮ガス(NCG)処理システム、おそらく世界で最も包括的なシステムのひとつ、で効率良く制御され除去されている。
年間600万kWhの省エネが可能となるバルメットのリファイナープレート
機械パルプでは電力費用が最大の課題と言える。最新技術を取り入れたバルメットのリファイナープレートを使うことで PGW工程での電力消費量を大きく低下させ、大幅なコスト削減が可能となる。
ダイヤモンドで省エネ
Galileoは、機械パルプの製造コストを削減できるグラインダーの新しいコンセプトである。
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