改良されたリグニン - 新しいリグニン品質
バルメットの LignoBoostプロセスはさらに発展している。今日、様々な品質のリグニンを抽出することが可能となる新しいコンセプトが開発された。これにより、クラフトパルプ工場にとって、製品の拡充ならびに新しいビジネスへの参画が可能となる。
トレーニングによる垂直立ち上げ
スウェーデンの SCA社 Obbola工場で新しい蒸解プラントが建設された時、シミュレーターを使ったトレーニングが重要な役割を担った。このトレーニングにより、垂直立ち上げが達成された。
化石燃料を使用しないライムキルン
バルメットはライムキルンについても、100%再生可能燃料に移行するため、バイオマスベースの代替品を開発した。
インテリジェントな巨大施設 - Bohui Zibo BM6
Bohui社が、この種のものとしては幅も含めアジア最大の新型段ボール原紙製造機BM 6を稼働させた。最初のスタートアップから転抄、印刷紙生産にいたるまで、マシンの最適化はバルメット パフォーマンスセンターのサポートを受けてきた。
板紙製造で嵩をセーブするための新しい方法
バルメットが最近開発したアクア冷却カレンダリングは嵩をセーブする興味深い方法である。この方法は、嵩と表面平滑度の比に着目したとき、パイロットマシンでのカレンダトライアル結果が工場での実操業の結果よりも良い値を与えるという事実に基づいている。この理由は、紙または板紙のウェブはパイロットマシンでは冷えており、実際の工場の条件では熱くなっていることによる。
Vaskiluodon Voimaのバイオマスガス化装置が排出物を削減
フィンランドの Vaasaにある Vaskiluodon Voimaの発電所バイオマスガス化装置と既設の石炭ボイラーとの統合は再生可能燃料の使用量の増加を可能とした。これはコストの最適化と排出物削減に寄与している。
燃料の柔軟性に注目
Turun Seudun Energiantuotanto(TSE)の新しい多燃料ボイラープラントは、現在最も低いコストで入手できるどのような燃料でも利用できる可能性のような、CFB技術の最良の特徴を持つ優れた例である。
バイオ燃料とバイオマテリアル関連記事
ポラライズ構造による抜群の操業性
2016年、バルメットはポラライズ構造の新世代フォーミングファブリックを発表した。実機での経験から、ポラライズ構造はフォーミングファブリックの脱水に革命をもたらす可能性がある。
データとの有意義な対話を始めよう
バルメットのインダストリアル・インターネットサービスはデータとの有意義な対話をベースにしている。プロセス技術、オートメーションおよびサービスでの私たちのノウハウを用いて、お客様のデータを意思決定のための価値ある資産に変換することができる。
ページ 17 の 56