バルメットは大王製紙 三島工場に抄紙機からフラッフパルプ乾燥マシンへの転抄改造を供給

バルメット Oyj プレスリリース 2021年 7月 13日

バルメットは、大王製紙株式会社 三島工場に既存の抄紙機をフラッフパルプ乾燥マシンへ転抄改造する工事を納入します。納入範囲には、既存の 15号抄紙機のパルプ乾燥マシン改造に必要な新しい機器、リール改造および自動化設備が含まれています。

本案件は 2021年第二四半期のバルメットの受注に含まれ、受注額は非公表です。スタートアップは 2023年第一四半期に予定されています。

「バルメットはフラッフパルプ乾燥マシンに関し長年の経験を持っており、私たちの技術により、フラッフパルプの明確な設計目標を達成するために最適なソリューションで可能にします。繰り返しになりますが、このタイプのプロジェクトが信頼されることをうれしく思います。」 とバルメットのセールスマネージャー Jussi Hyvönenは話しています。

納入の詳細について

バルメットの納入範囲には、フラッフパルプ用に特別に設計された操作範囲の広い新しいヘッドボックスと、自動水分プロファイル調整機能の付いたスチームボックスが含まれています。ヘッドボックスには Valmet IQ希釈制御装置が装備されています。縦型の新しいクーラーは、シリンダードライヤー後にウェブを冷却します。冷却することで品質を維持し、湿気や黄変を防ぎます。改造は、ワイヤーとプレスセクション、シリンダードライヤーおよびリールで行われます。ウェットエンド用の Valmet DNAマシン制御システムも含まれ、主要なマシンの据付工事も含まれます。

大王製紙株式会社 三島工場について

大王製紙グループは、新聞用紙、印刷および出版用紙、包装用紙、段ボールなど、文化・産業活動を支える素材からパーソナルケア製品まで、幅広い分野で事業を展開しています。三島工場には、広葉樹パルプ、針葉樹パルプ、機械パルプ、古紙パルプなど、さまざまな種類のパルプを生産できるパルプ生産設備があります。年間総生産量は約 210万トンで、日本の紙・板紙総生産量の約 8%を占めています。

バルメット
コーポレートコミュニケーション

本件のお問い合わせ先
バルメット パルプおよびエネルギービジネスライン セールスマネージャー Jussi Hyvönen 電話 +358 50 539 7245
バルメット株式会社 営業部 シニアセールスマネージャー 松本 健治 電話 03-6744-3014

バルメットは紙パルプおよびエネルギー産業へのテクノロジー、オートメーション、そしてサービスに従事しており、グローバルなディベロッパーとしてのリーディングカンパニーです。私たちのビジョンはお客様への貢献において、覇者(グローバルチャンピオン)になることです。

パルプ工場、ティッシュ、板紙・洋紙の製造ライン、そして同様にバイオエネルギーを製造する発電プラントも提供出来ることがバルメットの強みです。先進のサービスやオートメーションソリューションはお客様のプロセスの信頼性とパフォーマンスを向上させ、そして原材料やエネルギーの有効利用を強化します。

2020年のバルメットの売り上げはおよそ 37億ユーロであり、14,000人の専門家が世界中で、お客様に近い場所で展開し、そして常日頃からお客様のパフォー マンスを向上、前進させることをお約束しております。バルメットの本社はフィンランド、エスポ(Espoo)にあり Nasdaq Helsinkiに上場しております。

続きは、www.valmet.com, www.twitter.com/valmetglobal をお読みください。

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