日本製紙株式会社 北海道工場旭川事業所における Valmet Brown Stock Quality Analyzerのスタートアップの成功

 

 

日本製紙株式会社 北海道工場旭川事業所にて、Valmet Brown Stock Quality Analyzer(Valmet Kappa Q1)が正常に起動しました。旭川事業所は、N材パルプ生産プロセスのバッチ式蒸解釜の操業のためにこの分析計を導入しました。

旭川事業所は 2003年からバルメットの分析計を利用しています。旭川事業所とバルメットは長い期間にわたり良好な関係を築いてきました。そしてこの度、操業自動化をより加速するために最新の Valmet Kappa Q1を設置しました.

「今回 Valmet Kappa Q1はアジア 1号機としての設置でしたが、スムーズに立ち上がり大きな問題もなかったため安心しました。Q1の良い点は、サンプルの自動濃度調整機能を持っており、使いやすい点だと思います。また、制御部 CPUユニットは容易に電源 OFF/ONできるよう改善されており使いやすくなっています。メンテナンスの対応が容易になり、故障の頻度が軽減されると期待しています。日本のバルメット担当者から丁寧なトレーニングを受け、色々な技術を習得することができ感謝しています。」と旭川事業所の電装課スタッフの架田 博幸氏は述べています。

「Valmet Kappa Q1は、自動サンプル量調整により迅速かつ安定した測定値を提供します。通常操業時はもちろん、プロセスの起動および停止時にも常にお客様の操作をサポートします。バルメットのグローバルなプロフェッショナルたちが、装置のスタートアップを遠隔支援します。リモート接続環境からシステムに遠隔でログインし、装置の状態監視およびトラブルシューティングが可能です。旭川事業所は弊社の製品およびサービスに満足していらっしゃいます。」とバルメット株式会社 オートメーションビジネスラインのサービスエンジニア 福井雅基は述べています。

  

左より: 谷 雅之(バルメット株式会社)、架田 博幸氏(日本製紙株式会社 北海道旭川事業所)、福井 雅基(バルメット株式会社)

Valmet Kappa Q1に関する技術詳細

新しい Valmet Kappa Q1は、高収率クラフトパルププロセスにおいてカッパー価の測定頻度を高めるための、ステージ固有の分析装置として開発されました。バルメットの非常に成功したマルチポイントカッパアナライザーと同様のスイープ測定(特許出願中)を使用しており、その高度な技術は優れた精度と安定性を保証します。分析装置は、実績の豊富なサンプリング技術を利用しつつ、小型測定ユニットで革新的なサンプル処理手法を用いて測定を行います。安全性と可用性を確保するために、分析装置はプロセス配管には取り付けられていません。プロセスサンプリング装置のみが加圧プロセスに接続されているため、測定自体は振動の影響を受けず、プロセスを停止することなく装置へ安全にアクセスできます。

自動調整プロセスサンプリングおよびサンプル移送、最適化されたサンプル洗浄およびお客様のパルプサンプルによる事前校正のすべてが、試運転を非常に迅速かつ簡単にします。9~50または 35~120のカッパー価レンジに最適化された測定特性を持つ 2つのモデルが利用可能です。プロセスから分離された内蔵の実験室用サンプルコレクターによって、ユーザーの安全性はさらに改善されます。化学薬品ベースのセルフクリーニング機能を特徴としており、分析装置が必要とするメンテナンスは最小限です。内蔵のタッチスクリーンディスプレイにより、分析装置のすべての操作パラメータ、操作手順、診断と操作説明書をすべて即座に利用できます。リモート環境構築および操作は、インダストリアル・インターネット機能と同様に、バルメットのプロフェッショナルによるリモートでのサポートの可能性を提供します.

日本製紙株式会社 北海道工場旭川事業所について

日本製紙株式会社 北海道工場旭川事業所は北海道のほぼ中央に位置しており、道内各地からチップ・木材を容易に集荷できる地理的条件に加え、石狩川の良質な水を活かし、パルプを生産する工場として 1938年6月(昭和13年)に設立されました。その後、紙の生産を開始し、歴史の変遷に伴って様々な品種・優れた品質の紙を造り続けてきました。長年培ってきた伝統と技術を背景に、微塗工紙をはじめ上質紙、情報関連用紙、特殊紙(壁紙原紙、食品容器原紙)、クラフト紙、板紙等を生産しています。1998年11月には ISO14001(環境マネジメントシステム)の登録工場となり、省エネルギーや廃棄物の削減など環境に配慮した生産活動に取り組んでいます。また、2008年10月にはバイオマスボイラーの運転を開始し、重油からの燃料転換によるオイルレス化と、CO2排出量の削減に寄与しています。現在の生産能力はパルプ 820トン/日、抄紙 713トン/日です。


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パルプ工場、ティッシュ、板紙・洋紙の製造ライン、そして同様にバイオエネルギーを製造する発電プラントも提供出来ることがバルメットの強みです。先進のサービスやオートメーションソリューションはお客様のプロセスの信頼性とパフォーマンスを向上させ、そして原材料やエネルギーの有効利用を強化します。

2018年のバルメットの売り上げはおよそ 33億ユーロであり、12,000人の専門家が世界中で、お客様に近い場所で展開し、そして常日頃からお客様のパフォーマンスを向上、前進させることをお約束しております。バルメットの本社はフィンランド、エスポ(Espoo)にあり Nasdaq Helsinkiに上場しております。