バルメットはGreen Forest(清新) Paper Industrial Limitedのヘッドボックスを改良

バルメット Oyj トレードプレスリリース 2016年11月2日

バルメットは、中国の清苑、清新県にあるGreen Forest(清新) Paper Industrial Limitedの製紙工場にヘッドボックスの改良および 2台のヘッドボックスの修理サービスパッケージを納入します。この納入は 2017年9月実施の計画であり、スタートアップは 2017年10月および11月の予定です。

本件はバルメットの2016年第3四半期の受注に含まれます。この納入範囲での改良の価格は通常約100万ユーロです。

「バルメットには私たちに信頼性と性能をもたらす立証済みの技術、製品およびサービスがあります。この改良によってスライス制御ヘッドボックスがディリューション制御ヘッドボックスに変身することから、私たちの板紙品質の向上を期待しています。」とは、Green Forestの製紙工場のプロダクションディレクタである Wu Guixing氏の談です。

「この RetroDilutionヘッドボックスへの改良によってヘッドボックスの制御性能が改善され、また坪量プロファイルと繊維配向が改善されることで最終製品品質が向上することになります。私たちはこの新しい技術を中国に導入することができて嬉しく思っています。また、Green Forest社には優れた協力関係と相互信頼を得られたことに感謝しています。」と、中国の南部営業担当のディレクタである Kevin Jiangは述べています。

納入の詳細について
バルメットの納入範囲にはGreen Forest(清新) Paper Industrial Limitedの 2号板紙抄紙機への RetroDilutionヘッドボックスの改良および 1号抄紙機と 2号板紙抄紙機へのヘッドボックス修理サービスパッケージが含まれます。この RetroDilutionヘッドボックスの改良は中国でのこの種の納入の第1号です。

ヘッドボックスの RetroDilutionは、既存のスライスリップ制御ヘッドボックスをディリューション制御ヘッドボックスに費用効率よく近代化するためのディリューション制御改造方法です。

中国の清苑、清新県にある Green Forest(清新) Paper Industrial Limitedの製紙工場での板紙抄紙機

Green Forest Paper Industrial Limitedについて
Green Forest Paper Industrial Limitedは Hop Fung Group Holdings Limitedの一部です。Hop Funグループは香港と珠江デルタ地方での製造セクターで 550以上のお客様を対象に主として高品質の段ボール紙器製品の製造と営業を行っています。同グループは香港証券取引所に上場しています。

バルメット
コーポレートコミュニケーション

バルメットは紙パルプおよびエネルギー産業へのテクノロジー、オートメーション、そしてサービスに従事しており、グローバルなディベロッパーとしてのリーディングカンパニーです。私たちのビジョンはお客様への貢献において、覇者(グローバルチャンピオン)になることです。

パルプ工場、ティッシュ、板紙・洋紙の製造ライン、そして同様にバイオエネルギーを製造する発電プラントも提供出来ることがバルメットの強みです。先進のサービスやオートメーションソリューションはお客様のプロセスの信頼性とパフォーマンスを向上させ、そして原材料やエネルギーの有効利用を強化します。

2015年のバルメットの売り上げはおよそ29億ユーロであり、12,000人の専門家が世界中で、お客様に近い場所で展開し、そして常日頃からお客様のパフォー マンスを向上、前進させることをお約束しております。バルメットの本社はフィンランド、エスポ(Espoo)にあり Nasdaq Helsinkiに上場しております。