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廃棄物からエネルギーへ

Zibo Green Energy New Energy Co., Ltd.

Zibo Green Energy New Energyは、廃棄物をエネルギーに変えるために、バルメットの最新式循環流動床(CFB)ボイラー技術を活用した中国で最初の会社である。その性能の更なるレベルアップだけでなく、同社の例は自治体の廃棄物利用エネルギー部門全体の方向性を定めつつある。

「当社は都市から排出される固体ゴミのリサイクルに取り組んでいます。廃棄物を熱と電気に変えることで、大気、水、土壌への汚染の影響を大幅に相殺することができます。」Zibo Green Energy New Energyの親会社である China Jingjiang Environmental Holdings社の会長である Wang Yuanluo氏はそう述べる。「私達は 2018年に 825万トンの都市廃棄物を処理し、22.3億 kWhを発電しました。これは 165万世帯の電力需要に相当します。」

「中国の第13次5カ年計画では、2020年の発電用廃棄物焼却量は、無害廃棄物処理総量の 50%に達しなければならないとされています。その上、中国経済は安定成長を続けており、私達のような企業にとっては、成長のためのとても良い環境が整っています。」Wang氏は業界の市場見通しについて説明する。

The Valmet CYMIC boiler at Zibo Green Energy New Energy Co., Ltd.

Zibo Green Energy New Energy Co., Ltd.社にあるバルメットの循環流動床ボイラー

技術的ボトルネックの突破口

「2016年に当社の流動床技術の性能は、ボトルネックに遭遇しました。実際のところ、これは発電を目的とした家庭ゴミ焼却の全分野に当てはまることでした。何年もの間、革新的な技術の進歩はありませんでした。当社の流動床技術の性能とブランド価値を高めるために、私達は国際的に認知された先進技術を採用することを決断しました。」

Wang氏は続ける。「バルメットの技術は世界で最も優れた技術を代表するものであり、世界的にも有名です。その装置は非常に高い処理能力と作業効率を持っています。しかも広範囲の自動化とアフターサービスの統合も可能です。私達はまた同社の高レベルの技術的専門知識とサービス品質を評価しています。それが私達のバルメットを主要な装置供給者として選んだ理由です。」

優れた適応性

「中国で最初の先進的海外流動床技術を導入した企業として最大の課題は、海外の技術が国内の状況に適応できるかどうかでした。中国における含水量、発熱量、廃棄物の成分は、海外のものとは著しく異なっています。」Zibo Green Energy New Energy社のゼネラルマネジャーである Wang Rupei氏は、プロジェクト開始時の課題について振り返る 。「しかしバルメットの技術には優れた適応性がありました。私達にとって大変嬉しい発見でした。」

「立ち上げは 2018年4月でした。すべてが順調に進み、51日間の準備期間の後、6月5日にボイラーのパイプブロー作業が完了しました。高品質の蒸気が蒸気タービンに入り、発電が正常に行われました。その後 168時間の試運転を実施しました。試運転全体を通じて、すべての動作パラメータが想定要件を満たしました。すべての性能指標が私たちの期待値を満足しました。」Wang氏は、機器の適応性についてこう述べ、満足を表した。

「私達は人的協力の適応性についても心配していました。私達の従業員も下請け業者も誰も、これまで外国チームと協力の上、仕事をした経験がなかったからです。しかしそれは杞憂に終わりました。バルメットのプロジェクトチームはとてもプロフェッショナルであり、熱心でした。コミュニケーションが良ければ、相互理解と尊重が育まれます。その結果、共通目標を達成するための強力な基盤が生まれました。この機会に、両チームの素晴らしい仕事ぶりに感謝したいと思います。」Wang氏は言う。

Mr. Wang Rupei, General Manager of Zibo Green Energy New Energy Co., Ltd.

Zibo Green Energy New Energy社のゼネラルマネジャー Wang Rupei氏は、バルメットの技術の適応性に満足している。「バルメットの技術には優れた適応性がありました。私達にとって大変嬉しい発見でした。」

高効率と低排出

「バルメットの循環流動床ボイラーの設計効率は 89%です。さらにこのボイラーの効率は、現在の中国で最高レベルのものであり、1日当たり 1,000トンの RDFを処理しています。これは 2,200〜2,300トンの一次都市ゴミに相当します。これは 3〜4台の国産ボイラーの容量に等しく、規模のメリットは明らかです。」Wang氏は説明する。

「また汚染物質排出指標についても、注意を払っています。現時点で、私達の一酸化炭素、二酸化硫黄、窒素酸化物などの排出量指標は国内排出基準を満たしており、一部はEUの排出量目標さえも満足しています。」Wang氏は述べる。

ボイラーの効率は現在の中国で、最高レベルです。”

成功を収めたプロジェクト

「全体的に見て、これは大成功と言えるプロジェクトだと思います。私達は多くの新しい進歩を遂げました。」Wang氏はこのプロジェクトがもたらした画期的な進歩と変化を要約する。

「このプロジェクトの成功は、Jingjiang社の国内事業および技術開発において、新たな画期的な出来事です。中国で最初の高パラメータ循環流動床焼却炉を持ち、中国の住宅都市農村建設部による科学技術実証プロジェクトとして選出されました。国内 SRF技術の基準として、その燃料調製および高パラメータ、大容量エネルギー変換技術は、廃棄物焼却発電技術にとって画期的な出来事でした。」

Ms. Wang Yuanluo, Chairman of China Jingjiang Environmental Holdings Co., Ltd.

「このプロジェクトの成功は、Jingjiang社の国内事業と技術開発において、新たな画期的な出来事です。」China Jingjiang Environmental Holdings社の会長である Wang Yuanluo氏は述べる。

「バルメットの支援に感謝します。220年にわたる業界経験に裏打ちされた彼らのプロフェッショナルで献身的な仕事の進め方は、私達に素晴らしい印象を与えました。今後の協力も楽しみにしています。」Wang氏は付け加えた。

本文: Sara Li

本記事は広報誌 Forward magazine 2/2019 に掲載されています。