バルメットはインドの Greenply社にチッピングラインとディファイブレーターシステムを納入

バルメット Oyj プレスリリース 2016年6月15日

バルメットは、インドの Andhra Pradesh州 Mandal、Routhu Suramalaにある Greenply Industries Ltd.の新しいファイバーボード工場に、MDF(中密度繊維板)用のチッピングラインとディファイブレーターシステムを納入します。生産開始は 2017年8月中旬を予定しています。

当プロジェクトはバルメットの 2016年第1四半期の受注に含まれますが、受注額は非公開となっています。この規模の納入ですと、通常は約 500~1000万ユーロの投資額となります。

「バルメットのソリューションでは最小限の操業コストで高品質な MDFを生産できるので、バルメットに発注することにしました。既存のプラントでバルメットの装置を利用していることとこれまでのお付き合いを踏まえ、新しいプラントについてもバルメット製を採用することにしました。バルメットの優れたサービスとインド国内での知名度は、我々にとって大変有益です。」と Greenply社 CEO, Shobhan Mittal氏は話します。

「私たちバルメットは、インドのお客様向けに現地からサービスを提供し、最新技術を提案しています。Greenply社とは長いお付き合いであり、これまで良好な関係を築いてきました。新しいドラムチッパーの初導入が決まり、本当に喜ばしいことです。」とバルメットのセールスマネージャー Leif Sundbergは話します。

納入の詳細について
この納入にはチッピングラインとディファイブレーターが含まれ、「川上から川下まで」をカバーします。チッピングラインは、新しい大容量ドラムチッパーと購入チップを選別するセパレーターから構成されます。加えて、チップの貯蔵、スクリーニング、コントロールシステム、チップ洗浄機、EVO 70型ディファイブレーターまでが含まれます。新しいドラムチッパーは、丸太や廃材、スラブ、端材、ベニヤの残材などからチップを作ることができます。安全に配慮した革新的な設計ですのでメンテナンスは容易で、頑丈に作られているので装置の寿命は長くなります。



Greenply Industries Limitedに納入されるシステム

Greenply Industries Limitedについて
Greenply Industries Limited(GIL)はインド最大のインテリア用ボードメーカーであり、インドの合板市場では 36%のシェアを有します。

バルメット
コーポレートコミュニケーション

バルメットは紙パルプおよびエネルギー産業へのテクノロジー、オートメーション、そしてサービスに従事しており、グローバルなディベロッパーとしてのリーディングカンパニーです。私たちのビジョンはお客様への貢献において、覇者(グローバルチャンピオン)になることです。

パルプ工場、ティッシュ、板紙・洋紙の製造ライン、そして同様にバイオエネルギーを製造する発電プラントも提供出来ることがバルメットの強みです。先進のサービスやオートメーションソリューションはお客様のプロセスの信頼性とパフォーマンスを向上させ、そして原材料やエネルギーの有効利用を強化します。

2015年のバルメットの売り上げはおよそ29億ユーロであり、12,000人の専門家が世界中で、お客様に近い場所で展開し、そして常日頃からお客様のパフォーマンスを向上、前進させることをお約束しております。バルメットの本社はフィンランド、エスポ(Espoo)にあり Nasdaq Helsinkiに上場しております。